
今回は、菊型のフォルムと光沢のある質感が特徴の「ぎやまん陶」についてご紹介します!
ぎやまん陶の魅力は、和食だけでなく洋食やデザートまで幅広いメニューに使えること。
また、光沢のある質感で、おもてなしにもぴったりでさまざまなシーンで活躍します。
この記事では、ぎやまん陶の魅力やおすすめのアイテムなど詳しくお伝えします。
うつわ選びに迷ったら、アイテムが豊富のぎやまん陶から選んでみるのもいいですよ。
おすすめの食器を先に見たい!という方は、こちらからご覧いただけます。
ぎやまん陶とは

ぎやまん陶は、美濃焼の窯元「カネコ小兵製陶所」によるオリジナルのうつわシリーズです。
シリーズ名の「ぎやまん」とは、江戸時代から明治時代初めにかけて使われた、ガラスを意味する言葉。
ガラスのような透明感と、漆器を思わせる深みのある風合いを焼き物で表現したうつわのため「ぎやまん陶」と名付けられました。
主な特徴は以下の3つです。
1.漆のような美しい光沢
美濃焼の伝統的な「飴釉(あめゆう)」を使い、奥行きのある艶やかな質感を表現しています。
2.伝統的な菊の形
中央から放射線状に広がる花びらの線は、熟練の職人がミリ単位で型を彫り上げることで生まれる気高いデザインです。
3.高い実用性
1,300℃で12時間かけてじっくり焼き上げる「還元焼成」により、吸水性がほぼゼロの丈夫な磁器に仕上がっています。食洗機や、温め程度の電子レンジが使えるのも、日常使いにおいて非常に嬉しいポイントです。
カネコ小兵製陶所とは
ぎやまん陶を手がける、カネコ小兵製陶所は、1921年(大正10年)に岐阜県土岐市で創業した美濃焼の老舗窯元。
型屋、釉薬屋など各工程の職人や専門業者とのつながりを大切に、チームで製品開発を行っています。
伝統を守りながらも電子レンジや食洗機対応の商品など、現代のライフスタイルを意識した機能的で美しいうつわを数多く生み出しています。
また、徳利の製造がルーツのため、酒器の開発などにも力を入れています。
迷ったらこれ!ぎやまん陶のおすすめ
4寸鉢 茄子紺(青) 磁器 ぎやまん 美濃焼

「どれからそろえようか迷ってしまう…」という方におすすめなのは、茄子紺の小鉢です。
うちるでも長年人気のベストセラー商品です。
直径は約12㎝。小さすぎず、大きすぎない使いやすい絶妙のサイズです。
深さがあるので、冷奴やおひたしなどの副菜用に、1人分のシリアルボウルやサラダボウルとしてマルチに活躍します。
縁起の良い菊型のうつわは、いつものおかずを盛り付けるだけで、まるで料亭の一皿のような上品さを演出できます。

また、光沢のある質感でお手入れも簡単。
スタッキングできるフォルムなので、収納場所をとらないのもいいですよ。
ぎやまん陶のカラーバリエーション
ぎやまん陶の大きな魅力の一つが、食卓を彩る美しいカラー展開です。
それぞれの色に個性があり、料理を引き立ててくれます。

茄子紺ブルー(なすこん)
日本古来の藍染を思わせる深い青は、上質な雰囲気があります。
洋食器との相性も良く、幅広い食材と合うので使いやすいです。
漆ブラウン
漆器の「溜め塗り」のような艶やかな赤茶色。ガラスのような輝きがあり、白い食材(お刺身や豆腐、デザートなど)を盛り付けると抜群に映えます。ハレの日にもおすすめです。
利休グリーン
美濃焼の伝統である織部釉を現代風にアレンジ。抹茶茶碗を思わせる深みのある緑で、黄色の食材や料理を合わせるとより一層引き立ちます。
墨ブラック
漆の溜め塗りのような艶と、シックな黒が魅力の一番新しいシリーズです。
落ち着きのあるモダンな食卓を演出してくれます。
ぎやまん陶のラインナップを紹介
ぎやまん陶は、食卓のトータルコーディネートができるよう、サイズや形の異なるさまざまなアイテムが展開されています。
小皿・丸小皿

ぎやまん陶の小皿は、3寸・4寸・4.5寸の3種類あります。
3寸は、醤油皿やお漬物など箸休めに、4寸は菓子皿や副菜用に、4.5寸は取り皿やケーキ皿など、メニューに合わせて使い分けることができます。

写真の丸小皿は、深さがあるので、汁気のある副菜やヨーグルトなどを盛り付けるのに便利です。重ねて収納できるので、複数個そろえてもかさばらないのがいいですよ。
中皿

中皿は、6寸と7寸の2サイズ展開です。
メインディッシュ用や取り皿、ケーキ皿やパン皿など、色々な使い方ができる便利なサイズです。
また、大皿に重ねると、おもてなしのフォーマルなテーブルコーディネートになりますよ。
大皿

大皿は、8寸と9寸の2種類あります。
チャーハンや麺類、ステーキなどメインのおかずを盛り付けるのにぴったりのうつわです。
また、写真のように複数のおかずを少しずつ盛り付けることで、スタイリッシュな雰囲気になります。菊の花をかたどった凹凸と、光沢のある質感のうつわは、いつもの食事を特別に見せてくれます。
楕円皿(中・大・焼き物皿)

菊のモチーフの楕円皿は、丸いうつわや角皿と組み合わせることで、テーブルのアクセントになります。
また、幅が狭く、うつわとうつわの間に配置できるので、あと1皿欲しいときに重宝します。
この大皿は、パスタやカレーなどのメイン料理用のほか、ご飯やパンと複数のおかずを盛り付けてワンプレートにも使えます。
鉢(丸小鉢・浅小鉢・深丸鉢・7寸鉢・楕円鉢)

ぎやまん陶には、さまざまなタイプの鉢があります。
おすすめで紹介した4寸鉢のほか、深さのある深丸鉢、絶妙なサイズの7寸鉢、楕円鉢があり、よく食べるメニューに合わせて選ぶといいかもしれません。
写真は、楕円鉢です。横長なので色々な使い方ができます。

1人分のメインのおかずを盛り付けるもよし、煮物などの副菜用にもいいですし、どんぶりにもなります。また、カレーやパスタに使うのもいいですね。
どんぶり・茶碗(味ごはん茶碗・カロリー茶碗)

写真は、「味ごはん茶碗」という商品で、具材が映える、広口の形状が特徴です。
口径を広くすることで、具沢山のご飯が美味しそうに見えるように作られています。
縁は口あたりがやさしく、持ち上げやすい軽さも魅力。
色鮮やかな釉薬がごはんの色を引き立て、いつもの食卓を華やかに見せてくれます。
家族それぞれ好きな色を選んで、揃えるのも素敵ですよ。

また、ご飯が計量できる「カロリー茶碗100kcal」もあります。
茶碗によそった位置でカロリーが分かるので、健康に気を遣っている方におすすめです。

写真は、どんぶりです。
お茶碗とは違い、全体的に丸みのあるフォルムです。
ご飯を沢山食べる方のお茶碗や麺類用にもいいですよ。
リーフ皿・鉢(大鉢・小鉢・小皿)

葉脈の凹凸が美しい、リーフ皿もあります。
和食はもちろん、洋食からエスニックまで幅広いメニューに合うのがポイント。
写真の大鉢に、パスタや買ってきたお寿司を盛り付けるだけで特別感が出ますよ。
他に小鉢、小皿もあります。

高台デザート・高台珍味

高台付きのうつわは、高台デザート・高台珍味の2種類があります。
冷奴や塩辛など、ちょっとしたおかずを盛り付けるだけで、おしゃれな雰囲気に早変わり!
おもてなしにも使える便利なうつわです。

高台デザートは、高台珍味よりも口径が広いです。
ふつうに小鉢として使うだけで、ふだんのおかずがよそいきに見えます。
また、LEDキャンドルやお花を飾っても素敵です。
箸置き

可愛らしい菊のモチーフの箸置きは、食卓のアクセントにぴったりのアイテムです。
中央がくぼんでいるので、箸先がおさまり使いやすいです。
また、卓上にあるだけで上品な雰囲気を演出してくれます。
ふだん使いにはもちろん、おもてなしにも使えますよ。
マグカップ

やや細長い形状の上品な佇まいのマグカップです。
菊型の凹凸による濃淡が味わい深く、コーヒー、紅茶だけでなく、日本茶や中国茶にもお似合いです。
光沢があり軽量で、お手入れしやすく口当たりもいいですよ。
コーヒーカップ&ソーサー

菊型のモチーフのカップ&ソーサーは、食卓を華やかにしてくれます。
自分へのご褒美タイムやおもてなしの来客用にふさわしいアイテムです。
ソーサーは、デザートプレートや取り皿として使うこともできます。
また、コーヒーカップは単品でも販売しており、買い足しができるのもいいですね。
類似商品として、デミタスのカップ&ソーサーもあります。
コーヒードリッパー

市販のサーバーにセットしやすいサイズで、コーヒーを入れる姿も絵になる美しいドリッパーです。
この商品も4色展開なので、手持ちのマグカップなどと合わせて色を選ぶのもいいですね。
統一感を持たせて同じカラーで揃えるもよし、色違いで組み合わせれば食卓が華やかになります。
コーヒー好きの方へのプレゼントにもいいですね。
猪口

ぎやまん陶には、お猪口もあります。直径は、お猪口にしてはやや大きめの約9㎝。
小鉢やデザートカップとしてアイスなど盛り付けるのもいいですよ。
電子レンジ対応なので、熱燗も楽しめます。
ぎやまん陶ができるまで
これまでにない美濃焼を目指して開発

ぎやまん陶は、「これまでにない新しい美濃焼に挑戦したいという」思いから誕生。
その際、「丈夫で使い勝手のいい磁器で、漆器のような光沢が表現できないか」と思いつき、開発に着手しました。
開発のコンセプトは、「漆器のような歴史と美しさを感じる器、しかも丈夫でじゃぶじゃぶ洗える器」。
これまで漆器は食洗機に対応していないものが多かったため、「磁器ならそれができる」と考えたのです。
しかし、光沢のある釉薬として目を付けた「飴釉」は非常にデリケートで量産が困難、「100個焼いて98個が不良品」という高い壁にぶつかりました。
そこで「製造が簡単な商品はすぐに模倣品が生まれる」と考え、開発を続けること2年半。
土や焼成温度、釉薬の濃度などを何百回も試行錯誤し、ついに安定した生産技術を確立させました。
世界が認めた美しさ(パリ・ディオール本店での販売&晩餐会への採用)

そのこだわりと美しさは、やがて世界からも認められることになります。
2010年からはフランス・パリの「DIOR(クリスチャン・ディオール)本店」での販売がスタート。さらに、2012年のドン・ペリニヨン主催の晩餐会(“世紀のディナー”)ではデザート皿として160皿が採用され、世界各国のVIPや一流シェフを魅了しました。
ぎやまんシリーズなど制作する「カネコ小兵製陶所」を訪ねた記事はこちら
100年の伝統を守りながらも進化する、美濃焼へのこだわりを感じる1日【うつわ巡りの旅 vol.4】>>
ぎやまん陶を使った素敵なテーブルコーディネート

茶碗と楕円皿を使った和食のコーディネートです。
楕円皿の横長の形を生かして、焼き魚と付け合わせの卵焼きを盛り付けてワンプレートに。
大きめサイズのうつわを使うことで、うつわを沢山使わずにすむため、準備や片付けが簡単になるのもいいですね。

ぎやまん陶のうつわで統一したコーディネートです。
うつわの色に合わせて、クロスはネイビーに、小物は抜け感を出すためにガラスのものを使っています。光沢のあるうつわとリネンのざらっとした質感の組み合わせにより、カジュアルでありながら華やかさも感じます。

3寸の小皿をデザートグラスの受け皿にしたコーディネートです。
ぎやまん陶の濃厚な釉薬の色が、ガラス越しのスイーツの色を引き立てます。
小皿に傷が付かないよう、葉っぱを敷いているのもポイント。
秋には紅葉の葉にするなど、季節に合わせて小物を変えるのもいいですね。
ぎやまん陶のうつわで食卓をもっとおしゃれに!
「ぎやまん陶」は、毎日の食事をちょっと特別にしてくれるうつわです。
縁起の良い菊のモチーフのうつわは、モダンなデザインで洋食器と合わせても違和感がありません。
また、和食から洋食、中華までどんな料理にもなじむので、多彩なメニューが並ぶ日本の食卓にぴったりです。
さらに、電子レンジや食洗機対応で、お手入れも簡単でメリットがたくさん!
ぜひ「ぎやまん陶」のお気に入りのカラーや形のもの見つけて、日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
いつもの食卓が、ちょっと華やかに上質な雰囲気になりますよ。
下記リンクからも商品をご覧いただけます。
美濃焼について、こちらの記事でもご紹介しているので、もっと詳しく知りたい!という方は参考にしてみてくださいね。
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皆様がよい作品と出会えますように!